2024年冬、初めての出産

夜11時ごろから前駆陣痛と思われる痛みが始まりました。

痛みに鈍い私は妊娠当初、前駆陣痛?陣痛?気づくかな?なんて思っていましたが、すぐに気づきました。

お腹がものすごく痛くなる、と聞いていましたが、実際は尾てい骨がズンッとくる痛み。腰がものすごく痛い。これから出産を控えている方は、自身の生理痛がひどくなった痛み、と思うとイメージしやすいかも。

私は腰が重くなるタイプでしたが、友達はそれこそお腹の痛みを訴えていたので、それがよりひどくなったものが陣痛かな?と。

20分、30分の間隔で前駆陣痛がくる度に痛みで起きて、息をふーーーーーっと吐いて。痛みが治ると気絶するように眠り、また痛みで起きる。それの繰り返しでした。

10分だったり、8分だったり、痛みの間隔が短くなってきた朝方4時頃。意を決して産院に電話をしました。

助産師さんに電話がつながり、

「痛みはいつからですか?」「破水はしていますか?」「おしるしはありましたか?」などの質問に痛みを堪えながらこたえていました。

バカ真面目な性格が災いしてか、

「規則的な痛みですか?」という質問をされた時に、

「(規則的?10分だったり、8分だったり・・・。10分は切ってるけど、規則的かと言われると)・・・不規則?だと思います。」

と答えたため、まだ自宅待機を言い渡され、ここからさらに痛みに耐える・気絶する、といったことを繰り返していきました。

そうして、迎えた朝7時ごろ、お手洗いに行った際、下着に500円玉ほどのシミがあることに気がつきました。破水した時の匂いは生臭いだったり、無臭だったり、とネットではどちらかわからないことも書かれていて、私も匂いを確認したら無臭でしたが、判断できないと思い、産院に再度連絡しました。

その際には、10分間隔の陣痛が来ていること、破水か汗か判断がつかないが、下着にシミができていることを伝えました。

助産師さんからは一度確認のため、受診してください、とのことでした。とりあえず顔を洗って、歯を磨いてから夫と車で向かうことにしました。

準備をしている際も痛みの波は襲ってきており、うずくまりながら支度をしました。そして、痛みは産院に向かう車中でも襲ってきて、なんとか息を吐きながら痛みに耐えていました。

産院に到着し、まずは破水しているかチェック。結果、高位破水という「子宮口から離れた卵膜の上部(高い位置)が破れて、羊水が少しずつ漏れ出す」状態になっており、入院が決まりました。

入院が決まった際、

助産師さんから

「インフルエンザが流行っており、今日から立ち会い出産ができないんです。生まれる直前に連絡するので、その時は来ていただいて構いませんが、一度旦那さんはお帰りください。面会も感染症の関係で、できません。」

と言われ、夫には1度帰宅してもらうようにしました。

私は1人で分娩室へ向かい、モニタを装着。何かあったときにすぐに薬を入れられるように、点滴でルート確保もされます。陣痛の波もどんどん強くなっていくのがわかり、分娩台で横になっていました。

助産師さんは常に分娩室にいてくれるわけではなく、基本一人でいることになり、何かあったらナースコールを押すように言われました。

1人になっても変わらず痛みが強く、なんとか持参した陣痛バッグの中に入っていたブドウ糖入りゼリーを補給しました。この時、朝ごはん、家で食べてきたらよかったなあ、と後悔しました。

どれくらい時間が経ったかわかりません。痛い時にナースコールで助産師さんを呼び、何度かテニスボールで押してもらいました。

痛みに強い方だと自負していたのですが、絶え間ない痛みの波とあわせて、立ち会いしてくれるはずだった夫がいない。一人の分娩室で孤独を感じ、涙がボロボロ出てきました。

堪らずナースコールを押して、助産師さんを呼びましたが、泣きすぎて何も言うことができませんでした。

助産師さんが察してくれたのか、「本来は立ち会いは無理だけど、主治医に許可を出してもらって、旦那さんにきてもらいましょう!」と言ってもらえ、急遽、自宅に帰ったばかりの夫が産院に戻ってくることになりました。

夫が到着してから分娩体制に入りました。分娩体制に入ってからは

尿道にカテーテルを通して尿を排出する。(膀胱に溜まった尿を排出して、お産を進めるためだそう)カテーテルが尿道に入る時にツーーーンとした痛みが走り、地味に痛かったです。

痛みの度にいきむを繰り返していきました。いきんでいる際に、溜まっていた残りの羊水がデュルデュル出てきて、(生暖かい液体が出てる・・・え・・?まだ出るの?)と思ったのを覚えています。

助産師さんの掛け声に合わせていきんでいると、「かわいい頭が見えてきたよー!!」と言われました。が、そこから何回いきんでも「頭が見えてるよー!」と言われ続け、生まれるまで長い!!と感じました。

そうこうしているうちに医師が登場。

何か説明をしていましたが、覚えていません。「切るよー!!」の声がけと共に会陰をジャキン!!と切られる音が聞こえました。麻酔をしていなかったので、かなり痛かったですが、お産の痛みもあって、何がどの痛みかわけがわかりませんでした。

そうして何回かいきんだあと、無事に赤ちゃんが生まれました。本陣痛から約9時間経過した、冬の日のお昼でした。